クロアチア:ドブロブニクのおじいちゃん

クロアチアEU加盟国なのだが

私が訪れた当時は加盟してから日が浅く

ユーロを使えるお店が増えてはいるが

まだ、クロアチアクーナという自国通貨の

場所も多いという情報だった。

だが、日本でクーナへの両替は出来ない。

到着時刻を考えると全く現金がないのも不安があり

日本円で3万円をユーロに両替してから出国した。

あとはクレジットカードで海外から出金できる

システムがありそれを使ってみようと思っていた。

引き出し時に通貨を選べるので

両替するより手数料が安いとのことだった。

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滞在初日に夕飯をどこで食べようか彷徨っていると

こういう場所に出くわした。

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おじいちゃん発見

観光案内みたいな人がそれぞれの持ち場で

勧誘や受付をするのだが、この日はもう閉店で

彼しかいなかった。

ドブロブニクのおじいちゃんジョンである。

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ジョンの持ち場

最初はこの看板なども目に入っておらず

地元っぽい人にこの辺で美味しいものを

食べれる所はどこか聞きたかった。

ジョンは快く対応してくれ

「いいか、観光ブックに載ってるような所は

高いから行っちゃダメだぞ。

俺が教えるからそこから選んで行きな」

海辺の男勝り代表スーパージョンだ。

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地図で場所を教えてくれる

Exactlyと何度も言い

俺が言うお店は本当に美味い、間違いないと。

シーフードとバーベキューのお店を教えてくれ

私はシーフードを選んで、地図をもらい

教えて頂いた通りに歩いていくとちゃんと着いた。

やっぱアナログだよねとか何とか呟きながら笑

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レストランからの帰り道

ドブロブニク滞在をあと数日残して

一通りの観光を終えていた私は

ジョンを思い出しお礼を言いに行った。

そこで、ここで何してるのか聞いてみると

クルーズ船の受付だよとのこと。

3つの島を周りそれぞれの島で

ランチやアクティビティがあるコース。

楽しそうだね、行こうかなと言うと

ジョンは本職を発揮して営業開始!

テンションめちゃアゲで行こう行こうと。

と・こ・ろ・が

現金でしか支払いができないとのことだった。

手持ちの現金では足りない。

ジョン(以下J)「ATMに行ってきなよ」

私「朝行ったら使えなかったの」

J「時間かもしれないからもう一度試してみな」

私「OK」

本当に現金が少なくなっていたので道中で試した。

できない。

ジョンの所から歩いて約5分の場所にあるATM。

これもまたどういう訳か使えない。

私「やっぱり使えなかった」

するとたまたま通りかかった中国人の若い女性に

ジョンは声をかけ

「こいつにATMの使い方を教えてやってくれ」

と言うのである。

その女性もまさかの快諾で一緒にATMへ。

が、やはり使えなかった。

私「マジで使えないんだわ。ごめんよ。」

J「海辺のやつ試したか?」

私「まだ」

J「行ってきな」

やはり使えなかった。

ジョンを訪ねて1時間半が経過していた。

ジョンのテンションの下がり方ったらない。

ほんとごめんよ。

もしまた来ることあったら絶対乗るからと

心許ない約束をしてその場を後にした。

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高級ホテルの一部

しかし、1人になって考えてみると

現金が手に入らないことにかなりテンパった。

このカードの機能を100%信じていた私は

日本円すら1円も持って行かなかった。

そして浮かれてクーネ使いたい♪病に。

初日からカードが使えても現金で払っていた。

なんでこんなに大馬鹿野郎なんだ?

この時点でクーネ2,000円弱ユーロ5,000円強

まだドブロブニクも数日ある。

次の都市ザグレブにも行っていない。

タクシーにはもう乗れないだろう。

街のパン屋さんやお菓子屋さんも無理だ。

公共の🚻がないのでカフェに行く必要がある。

どうしよう。

果ては日本から送金してもらう話にまでなるが

その銀行に行くまでにお金がかかるので断念。

そんな時に限ってこういう場所を見つけてしまう。

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青空市場

雑誌で見かけてタイミングで出会えたらいいなと

思っていたこの光景。

くぅぅぅぅ。

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買ったフルーツ

なけなしの現金を使ってしまった青空の日。 

騒いだわりに何とかなるだろう精神旺盛。

挨拶もそこそこに

カード使えますか?から始まる旅になった。

 

 

 

 

 

 

 

 

追記

クレジットカードで海外出金する場合は

そういう設定にする必要があるらしかった。

当時、世界中どこでも使えますと謳っている

最強カードも持ってたがこの国では使えなかった。

帰国後、即解約した。

ほぼ八つ当たりだけど笑

クロアチア:失恋博物館inザグレブ

ザグレブクロアチアの首都。

ドブロブニクに比べるとぐっと都会だ。

カップルしかいない海辺で独り身の切なさに

泣き暮れていた私を(大げさ)

このたまらなく興味深い街が癒してくれた。

まさかの日本語パンフが用意されている

【失恋博物館】

他人の不幸は蜜の味…じゃないけど

こんな愛おしいテーマもあるまいと行ってみた。

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外観

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エントランス

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館内の壁

少し大きめの普通のお家という感じで

全体的に白を基調としていた。

それがまたなんとも良かった。

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コンセプト

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おもちゃのペダルカー

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ストーリー

こんな愛でさえも終わってしまうんだから

まったく人間はわからない。

こんな愛がゆえなのか⁈

それでもとてつもない幸せな空気感があるのは 

大切な真実の愛の思い出なのだろう。

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ガリレオ温度計

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ストーリー

笑った。

ティーンエイジャーならではのストーリーだ。

ロマンティックなプレゼントだと思うけど…

私も大昔にリアルなワニの絵のTシャツを貰って

誰が着んねんと激昂したことを思い出した。

私を理解してないってなるんだよね〜笑

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紙のウェディングブーケ

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ストーリー

泣けた。

他人からはどんな屑に見えようと

愛し合う当人たちにとっては宝物って結構ある。

紙に関わるお仕事ならではの素敵な贈り物。

が、愛がなくなった瞬間に文字通り紙屑になる。

まさに人生は小説より奇なりだ。

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タイル

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ストーリー

このタイルはボックスに入っていて

覗き込む方式だったので撮影に苦労した。

強く逞しく美しい女性の一言にシビレた。

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館内カフェの一角

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テラス席

良いお天気だったのでテラス席でコーヒー。

私は失恋を素敵な思い出にもしないし

写真も品物も一切取っておかない。

ただ時間が過ぎるのを待つだけだったように思う。

そして今はもう思い出すことも難しくなった。

きっと公的な儀式があっても

時間しか解決しないような気がする。

今日、父の携帯を解約した。

彼が虹の橋を渡って28ヶ月が経とうとしているが

恋を失うにしろ誰かを喪うにしろ

人は過去に捉われていては生きられないという。

Even though I knew it, I couldn't stop my tears.

それにしても春の雨の匂いが好きだ。

今日で良かったな。

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館内の壁

明日は明日の風が吹く

 

 

 

 

 

 

 

余談

何年か前に離婚式というのが話題になっていた。

結婚指輪をハンマーで潰すらしい。

失恋式があったら何をするかなと考えてみた。

・参列者は御忘典を持参する

・思い出の写真をお焼写

・貰った物の箱から1人1つ持って帰る

・旅行場所を危険区域にしたマップをお渡しする

・お帰りの際は本人にお花を捧げる

こんなことぐらいしか思いつかなくて

失恋って大したことないはずという結論w

 

最近読んだ本たち

厄介な季節になった。

映像みてても本読んでても寝てしまう。

ふと考えてみると…

もしかしたら春嫌いかもと思った。

花粉症で首から上を捨てたくなるし

猫は落ち着かないし

車の汚れはヒドイのなんの。 (でも洗わない)

綺麗な花々だけは救いだけど

花粉症の発作が起きるのでドライブスルー花見。

そんな根暗の引きこもりが最近読んだ本がこちら↓

私のミューズMrs.incredibleからお借りした。

ミニマリストに憧れてガンガン断捨離中だが

これを読んでやっちまったと思ったね。

少ないもので豊かに暮らすには

豊富な経験と知識が必要だと知ったからだ。

フライパン一個にしたって

ただ高くて良い物を持てばokってことじゃない。

色々使って自分に合ったこれといった良い物を

1つ持つということらしいと解釈した。

まいった。

高い物も持ってないし、経験も貧弱だ。

私はとことん安物買いの銭失いだ。

この境地にたどり着くのにあと20年はかかる。

生きてるかわからんわ。

結婚式のメンバー (新潮文庫)

結婚式のメンバー (新潮文庫)

 

だいぶ前に購入しツン読になっていた挙句に

半分読んで半年は放置した。

急に読み切りたい発作に襲われやっとこ読破。

12歳の女の子のお話だが

一般的には扱いづらい問題児だろうなと。

発想が突飛すぎて笑えるのだが

これがまた身に覚えがあるんだわな。

12歳の頃に抱えてたどうしようもなさって

結局一生まとわりつく気がする。

著者もそうだったみたい。

村上春樹のあとがき解説が興味深かった。

自分に気づく心理学(愛蔵版)

自分に気づく心理学(愛蔵版)

薄々感じてはいたがこの本を読んで確信した。

私は5歳児だということに。

感じていただけなのは自分で感じる違和感を

言語化できなかったからで

このお方が全てまるっと言ってくれたので

私は確信することができた。

これは私なりの進歩と捉える…しかない‼︎

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本文より拝借

自分は生きる価値がないと決めたのは自分。

自分は生きる価値があると決めるのも自分。

やや遅い気もするが意識改革を始めねば。

日本:沖縄

沖縄は圧倒的に北部が美しい。

芸能人もだいたい北部に行く。

ホテルの従業員間で噂はあっという間に広がる。

私が働いていたホテルは野球選手が来ていた。

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10年前

嘘みたいな写真だが10年前に持っていた

高くもない普通のデジカメでおさめた一枚。

左奥に見えるのが伊江島たっちゅーと呼ばれる島。

たっちゅーというのは沖縄弁で頂上という意味だが

伊江島とだけ呼ぶ人は地元民にはほぼいない。

中北部の小中学では遠足で登る学校もあった。

伊江島にも住民はいるのだが本島とは

また一味違う文化があるらしい。

私は未踏の地だ。

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5年前

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4年前

北部でも特にお気に入りの場所が備瀬である。

海沿いをサイクリングできるコースがある。

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ジブリの世界

森のような緑の中を自転車で滑走する。

これが最高に気持ちいいのだ。

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友人とチャリと海と

シーズンオフに限るがとても静かで美しい

穏やかな時間が流れる場所。

沖縄はしばらくchinaからのお客様が多く

正直どこに行っても静かな場所は存在しなかった。

変な言い方だが今の沖縄は最高かもしれない。

昔みたいに美しい贅沢な時間が過ごせるはず。

コロナだって悪いことばかりじゃない

と思うのは私だけだろうか…

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神々しい光景

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10年前@中部

これもまた嘘みたいな写真だが加工なし。

何もかも嘘みたいな美しさがある沖縄。

あるダイバーが世界中の綺麗と言われる海で

潜ってきたが沖縄が一番だったと言っていた。

私もダイビングを経験したがこの言葉は

大袈裟なものではない気がする。

信じられないとしか言葉が出てこないほどだ。

潜ったのは10年前だが、何も変わってないといい。

汚れず、朽ちず、枯れず

ずっとそのままでいてほしいと願うばかりだ。

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シーサー

なんとか1ヶ月ブログを書くことができた。

当初の予定とは違う方向になっていったが

とりあえず毎日書くことを目標にしていたので

いくつか下書きに戻しはしたが、毎日書いた。

自分が思うほど”書きたい欲”みたいのは

なかったらしく、こんな駄文でも苦労した。

それでもブログを書くという”やること”が

あるという状況には助けられたように思う。

最近は”余計なことを考える”ことが趣味みたいに

なっているふしがあり(肝心なことは考えない)

そういうことを考え出した時にブログは

”考えなければいけないこと”になっていたので

頭の中をある程度平穏に保てたような気がする。

明日からどうしていくか決めていないが

まぁボチボチになるのかなという予想。

クロアチア:ドブロブニクでプチクルージング

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港には沢山のクルーザー。

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個人的な感覚だけどクロアチアにヤシの木?

は似合わないように感じた。

無理矢理感があった気がする。

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海の男というのは総じてやる気がない。

良く言えばシャイなんだと思う。

船乗りが

「皆さーん!こんにちはー!

一緒にこの時間を楽しみましょう(^o^)/」

みたいなノリってディズニーぐらいだ。

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タバコ吸っちゃうんだから。

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1日に数便運行しており港に行ってから

その場で予約できるので隙間時間に丁度いい。

色々あって(笑)大きなクルージングを

逃していた私にはありがたいシステムだった。

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海からの城壁。

うむ。

敵は入れそうにない。

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船底はこんな風になっている。

が、船で下を向いてると大変なことになる。

ただでさえカップルしかいない空間に

申し訳程度でいるのに粗相は許されない。

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アドリア海は紺碧の海と言われる。

確かに沖縄やハワイのようなあからさまな

透明度は遠目から見るとわかりづらいのだが

実際はこの通り高い透明度で大変美しい。

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美しい海にはつきものの青の洞窟的なスポット。

船長が「ハイ、フォトスポット〜写真撮り〜や〜」

ぐらいのテンションで停船してくれる。

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逆光の城跡。

遠くに旧市街の時計台が見える。

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ふと見ると。

船の名が【おそば】

どういう意味なのか気になって仕方なかった。

だけども海の男っちゃ(海の男と何かありました?)

英語なんて絶対話さないしどちらかというと

方言丸出しで観光客のことなど意に介さない。

(全て私調べ)

なので謎のままである。

クロアチア:ドブロブニクの世界遺産

クロアチアに行ったというと必ず

「なんで?」と聞かれる。

なんで?と聞かれたら何か理由を

言わなきゃいけない気がして

「屋根見に行った」と答える。

相手は十中八九「は?」である。

ハワイに行った→何で?とはならないのに。

数年前にテレビで見かけた光景に

これは絶対自分の目で見なければと思い

屋根のことだけを考えて飛び立った✈︎

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現地ではOldcityと呼ばれ

城壁に囲まれた中に旧市街が広がっている。

そこが世界遺産

城壁沿いをひたすら歩く観光コースがある。

急階段から始まる入り口である。

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私が見たかった屋根である。

よく見ると文字が書いてある。

胸キュンだ。←え

このはっきりしたオレンジは比較的新しいもの。

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向こうに鳴らし方のわからない鐘があったり。

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時代を感じる屋根。

胸ギュンギュンだ。

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フレームをつけたわけではなく。

城壁の窓からの光景。

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何に一番ビックリしたってこの生活感。

パラボラアンテナがたくさんあった。

学校もあり普通に授業をしていた。

絶え間なく観光客の目に晒される環境って

どうなの?と気になって仕方なかった。

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紅の豚魔女の宅急便のモデルになったとか。

行ってみてわかったことは

オレンジには太陽が必要ってこと。

曇りや雨では全く映えない。

観光局も謳っているように

青い空、青い海、オレンジの屋根

このコントラストが素晴らしいのだ。

この日は風が強く海の向こうでは雨が降っていた。

合間合間の太陽が出た瞬間を逃さず

シャッターをきる必要があり忙しなかった。

太陽が出ると目が痛くなるほどのオレンジ。

とうとう来たかと感慨深かった。

アメリカ:セント・パトリック大聖堂

ニューヨークはマンハッタンのミッドタウンにある

セント・パトリック大聖堂。

ビル群に紛れて異次元の佇まい。

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いつも思うのだが、誰が造ったんやと。

ステンドグラスの位置や光の入り具合

ライティングをみると

だいぶ計算されているように感じるのだが

やはり数学的な計算をして造っているのかな。

世界中に天才っていっぱいいるな。

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ミケランジェロピエタ」のレプリカ

誰かがお花を添えて行ったみたい。

本物はローマのバチカンにあるそう。

いつか見に行かなければ。 

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陽が傾くとこのようにスポットライト。

これもビル建設の時に計算されてるのかな。

完全に異次元だった。

宗教や神様に縁がない私はこういう場所に行くたび

Church(教会)と言っていたところ

例のアメリカ人に大きい所は

Cathedral(大聖堂)というんだよ

と一生発音できなそうな名称を教えて頂いた。

彼は敬虔なカトリック教徒でもあった。

観光地なのでそこまで考える必要はないと思うが

信仰のない身分でごめんなさいみたいな

気分になることも否めない。

だけど美しい場所とわかっているだけに

小さいところにもズンズン入っていってしまう。

ただなんとなくそこの空気感に触れてみたい。

何もお願いごとやお祈りはしない。

何かの役に立てばと蝋燭を買い火を灯す。

そして神様を心から信じ、身を委ねられたなら

人生最強だろうなと思う。