アメリカ:助けてくれた人たち
一度目のアメリカ。
NYからナッシュビルに向かう際
空港内で完全に迷った。
というのもターミナルを間違えており
空港内を走る電車に乗る必要があった。
その時、黒人女性のアテンダントさんが
とても親切に付き添ってくれて
ホームまで連れて行ってくれた。
ナッシュビルは『音楽の街』や
『カントリーミュージックの聖地』と
呼ばれているらしく、ホームに向かう途中で
「あなたは歌手なの?」と聞かれた。
猫にすら歌うこと禁止されてるのにさ。
ちょっとNYに疲れていたので(笑)
何気ない会話に癒された。
お忙しい中、私が困ることないように
定位置からだいぶ離れてるホームまで
さらにドアの位置にまでついてきてくれたのに
この私というやつは
チップの1つもお渡ししなかったのだ。
そのことに後から気づき、心残りになった。
もちろん知ってる限りのありがとうは
お伝えしたのだが。
話が前後するが成田空港からNYに飛ぶ際
スーツケースをこうするお仕事を
なさっているのも黒人の男性の方だった。
こういうサービスがあることは知っていたが
ここまではやりすぎかなと内心思っていた。
そこでこの男性に
現実的にここまでする必要あると思うか
質問してみたのだ。
返ってきた答えは
安心して飛びたいならやっときな😏
10$だった。
二度目のアメリカ。
友人達と車で行ったショッピングモールに
電車で1人で行ってみようと思いつき実行。
これがまたホームで迷うことになる。
出口がわからなかったのだ。
そこに黒人男性が通りかかり、迷ってると伝え
行き先を告げると一緒に行ってあげる
ついておいでと言ってくださった。
方向的に私とは逆にいらしたので
恐らく電車に乗ろうとしていたと思う。
それなのに戻る形でモールの中まで
連れて行ってくださった。
しかも、そのお方は足を引きずっていたのだ。
なんてことだと申し訳ないやら
ありがたいやらの気持ちで歩いた。
そこで前回の空港での出来事を思い出す。
私はいくらかのチップを用意し
ここで大丈夫と告げお渡しした。
本当に優しいお方で一旦は
いいんだよ〜と断られたが
帰りにジュースでも買って欲しいと
受け取ってもらった。
完璧な私の自己満足なのだが。
私がもう少し英語を話せたなら
もっと上手く伝えられたのにな。
アメリカで助けてくれたのは偶然だとは思うが
いつも黒人の方々だった。
お持ち帰りのことを日本ではテイクアウト
というがアメリカでは通じない。
To go って言うんだよ
と教えてくれたハンバーガー屋さん。
美術館でリュックは背中に背負ってはいけない
前に背負わないとつまみ出される
と教えてくれた警備の方。
タコスを注文する際、量が多く心配だと言うと
周りみてごらん、皆食べられるよ😉
と教えてくれた店員さん。
全部食べ終えると2人でサムズアップ👍
NYのデパートからホテルに戻る際
雨が降っていて立ちすくんでいると
折りたたみ傘を5ドルで売りにきてくれた人。
これは違うか?
もちろん仕事としてのこともあるとは思うが
冗談言ってくれたりして優しかったのだ。
海外で優しくしてもらい助けてもらった話を
家族や友人にするとみんな日本にいる
外国の方々に優しくしようと思う
と言ってくれる。
今朝もアトランタでアジア系のお店が
銃撃されたとニュースになっていた。
平和な世界になるのにあと何年かかるのかな。
まぁ。
世界平和の心配より自分の心配しろですわ。
Why don't you get a job?