クロアチア:おひとり様事情
気がついたのだがリゾート観光地だった。
そしてハネムーンで訪れる方が圧倒的なご様子。
ハネムーンじゃないにしても
カップル御用達のお国だった。
そこにポコッと1人もんちんちくりん日本人が行くと
こういうことになりますね。
「早い時間だからここに座っていいよ。
だけど混んできたら移動してね☺︎」
あいあいさー!
夕方の5時ぐらいだったと思うがそう言われ
通された席は人気の岸辺席。
景色を見ればわかるが”良い方角”でない方の岸辺。
私の後ろには沈みゆく夕陽が見える席があるのだ。
カップル優先である。
こちらも奥側に通され、向こうに座りたいと
申し出ると予約席だからとギャルソン。
私が帰るまで人っこ1人こなかったよ。
カップル様様だ。
あー海遠いなーーー。
ぜんっぜん見えない。
なんも見えない。
崖の上の絶景カフェだよ。
絶景はどこなの?
私の来た意味は?
ちなみに右も左もカップルだった。
目のやり場に困って退散。
カップル万歳!
遠いなーーーー
海遠いよねーーー
もう背伸びしちゃうもんね。
朝食は宿泊するホテルとは別の建物で
歩いて道路を渡り30秒ほどの
わざわざ海が見える場所が用意されていた。
席はフリーだったが空気を読んで遠めに座る私。
全然ヘーキ。
カップルに勝るものない。
完全に私用と思われる1人セットが用意されていた。
ありがたい٩( ᐛ )و
こうね、ゆったりサンセットが見えるように
ビーチチェアやパラソルが用意されてるわけです。
カップルしかいないのよ。
本当に。
見よ。この光景を。
私以外、全員、全員カップルでしたの。
小クルーザーで小1時間ぐらいのプチクルージング。
誰も私に気づいていなかったと思う。
船長ですら、私の存在に気づいてなかったよ。
海に落ちても気づかれなかったと思う。
いや本当に。
それぐらいカップルの存在感が強い。
挙句にこういうところに出くわすわけで。
お福分けして頂きました。
にしても誰が主役かってほど皆さん華々しい。
観光客なのか地元民なのか謎だったが。
たぶん伝統衣装で前撮り中と思われた。
英語通じてなかったと思うけど
仕草で理解してくれてこの笑顔。
最高です。
連日、平和だな〜と遠い目をしていた私である。