ベルギー:ノートルダム大聖堂
この世の終わりなのか始まりなのか。
むしろここはこの世なのかあの世なのか。
時、止まってる…みたいな感覚になる。
圧倒的な存在感。
ズンズン進んで一番奥にルーベンス先生の絵。
ここでネロがね…
フランダースの犬って詳細どんなだった?と
wikiさまで概要を読むと爆泣きした。
疲れるよなーネロ…疲れたよなー
誰しも一度は自分がいつどこでどうやって
この世を去るのだろうと考えたことがあると思うが
この美しい絵の前で
大好きなパトラッシュが居てくれたことは
最高の出来事なのかもしれないな。
なんて感傷的になってしまった。
絵をバックに撮影。
そして上も。
ノートルダムというのはフランス語の名称で
聖母大聖堂というのが正解?らしく
この名の通り聖母マリア様に献堂されたとのこと。
これはマリア様像なのだが柵的なもので囲ってあり
ここだけ別世界のようになっている。
大変神聖な場所なので軽々しく入らないで
みたいな感じだったので
信仰のない私は遠めから撮影させていただいた。
ここまで美しいと言葉が出てこない。
どうやってここを去ればいいんだ?と考えてた。
一生忘れられない場所のひとつ。
余談
この美しさに水をさすようだが
とある占いでネロタイプだった。
度量が小さく好き嫌いで行動する。
当たってるーーーーw
クロアチア:おひとり様事情
気がついたのだがリゾート観光地だった。
そしてハネムーンで訪れる方が圧倒的なご様子。
ハネムーンじゃないにしても
カップル御用達のお国だった。
そこにポコッと1人もんちんちくりん日本人が行くと
こういうことになりますね。
「早い時間だからここに座っていいよ。
だけど混んできたら移動してね☺︎」
あいあいさー!
夕方の5時ぐらいだったと思うがそう言われ
通された席は人気の岸辺席。
景色を見ればわかるが”良い方角”でない方の岸辺。
私の後ろには沈みゆく夕陽が見える席があるのだ。
カップル優先である。
こちらも奥側に通され、向こうに座りたいと
申し出ると予約席だからとギャルソン。
私が帰るまで人っこ1人こなかったよ。
カップル様様だ。
あー海遠いなーーー。
ぜんっぜん見えない。
なんも見えない。
崖の上の絶景カフェだよ。
絶景はどこなの?
私の来た意味は?
ちなみに右も左もカップルだった。
目のやり場に困って退散。
カップル万歳!
遠いなーーーー
海遠いよねーーー
もう背伸びしちゃうもんね。
朝食は宿泊するホテルとは別の建物で
歩いて道路を渡り30秒ほどの
わざわざ海が見える場所が用意されていた。
席はフリーだったが空気を読んで遠めに座る私。
全然ヘーキ。
カップルに勝るものない。
完全に私用と思われる1人セットが用意されていた。
ありがたい٩( ᐛ )و
こうね、ゆったりサンセットが見えるように
ビーチチェアやパラソルが用意されてるわけです。
カップルしかいないのよ。
本当に。
見よ。この光景を。
私以外、全員、全員カップルでしたの。
小クルーザーで小1時間ぐらいのプチクルージング。
誰も私に気づいていなかったと思う。
船長ですら、私の存在に気づいてなかったよ。
海に落ちても気づかれなかったと思う。
いや本当に。
それぐらいカップルの存在感が強い。
挙句にこういうところに出くわすわけで。
お福分けして頂きました。
にしても誰が主役かってほど皆さん華々しい。
観光客なのか地元民なのか謎だったが。
たぶん伝統衣装で前撮り中と思われた。
英語通じてなかったと思うけど
仕草で理解してくれてこの笑顔。
最高です。
連日、平和だな〜と遠い目をしていた私である。
クロアチア:渡航編
今にして思えば、ばかりだが
初ヨーロッパ上陸にどうして難易度高めの
クロアチアを選んだのだろうと思う。
もっと経験を積んでからでも良かったのでは
と思ったりする。
とにかく私的トラブルが多かった。
絶対今行きたいと言う一心で猪突猛進し
いざ行ってみれば事故多しだったが
この経験が後の旅に役立っていくものと思いたい。
トルコのイスタンブールでトランジット。
成田空港のチェックインカウンターで
私の前に並んでいた10代半ばぐらいの女の子。
ロープの外にはお母さんと思われる方がいた。
その女性と目が合い、
イスタンブールに行かれるのですか?
と聞かれ、はいトランジットですけどと答えると
娘さんがイスタンブールの知人を訪ねるのだが
初めて1人で行くから心配だとのことだった。
わかります。
私も自分が心配です。
とは言わなかったが、もし何かあったら
助けてもらえないかとお願いされ、
まさか自分でパンプクリンですとも言えず
お任せくださいなんて言ってしまった。
とは言え年頃の女の子の気持ちもわかるので
何かあったら声かけてね〜と言って
思い思いに搭乗時間までを過ごした。
飛行機に乗ってしまえば
あとは野となれ山となれ着陸を待つだけ。
イスタンブールに着いてから
どう?眠れた?と聞いたら
彼女は眠れなかったらしい。
ご飯の時以外爆睡しててごめん。
お互い楽しもうねー!と言って別れた。
若い時にこんな経験できて羨ましかった。
初めてのトランジットで
システムを全く理解していなかった私は
ここから長い時間が始まる。
数分前に楽しもうね〜なんて余裕かましてた
自分を激しく呪うことに。
まず、想定外だったのが預けた荷物を
受け取らないってことだった。
そんなこと可能なのかとドギマギし
荷物が紛失することばかりを考えた。
トランジットの時間は5時間。
まさかスーツケースなしとは
考えつきもしないんだから自分にビックリ。
仕方ないとスマホでもーと取り出すと
日本で契約してきたWi-Fi機器は
クロアチアでしか使えないことに気づく。
ちょ、待てよ?
まぁいいや。本でも読むか。
うん、預けたスーツケースの中に入れたね…
おや?ちょ待てよ。
トドメはツキのものが突然くると言う
私的非常事態宣言。
全部、全部、全部スーツケースの中。
なーーーーーんもない‼︎
コンビニがない。
ドラッグストアもない。
空港の隅々まで歩き回ったが、ない。
どういうことなのよ!!!21世紀だよ!
このパンパンのリュックはなんなんだ!
ほぼ機内快眠グッズです。
5時間もあれば一旦空港から出るという方法も
あったのかもしれないがスマホが使えない状況で
戻って来れなかったら悲惨だと思いできなかった。
誰かに助けを求める方法も散々考えたが
英語名もわからず翻訳機能はスマホだけ。
立派なスマホ依存症だ‼︎
スタートダッシュは遅い方なので
まぁなんとなるだろうとティッシュを挟んだ。
そんな5時間である。
永遠にも感じる長さだったのは言うまでもない。
とりあえずカフェで時間を潰そう。
そうだ、トルココーヒーってなんか有名だよな。
トルココーヒーが小さすぎて‼︎
10分も潰せないじゃんか‼︎
機内食をモリモリ完食していた私は
こんなものしか頼めず長居できない。
オーマイゴットだよこりゃ。
再び空港内をウロつくに至るが
状況は何も変わらなかった。
ただ、時間は確実に過ぎる。
ひたすらボーーーーーっと待ち続け
下半身を緊張させたまま飛行機に乗るのだった。
イスタンブールからは約2時間ほどだった
と記憶しているがなんせ上記の状況プラス
時差の計算ができないためよくわからなかった。
軽食が1回出るぐらいの飛行時間。
山が近くて驚いた。
空港ってものすっごい平地にあるイメージ。
山の中に降り立った。
飛行機を降りたら荷物へまっしぐら。
これで紛失なんて言ったら本気で洒落にならん。
無事ピックアップし速攻で用を済ます。
私はもう旅が終わったかのような
安堵の気持ちに包まれた。
被害が最小限だったのは幸いだ。
空港からはバスで移動。
これがまたホテルまで乗り換えが必要。
1本目は無事成功。
2本目のバスでホテル近くまで行く予定だったが
大きいバスターミナルなのに
バスがいないし案内所の方には「そっちの方」
と言う曖昧な情報しかもらえず(2回別の人に聞いた)
恐らくターミナル違いだったと思うのだが
もう色々限界よろしくだったので
早々に諦めタクシーに乗った。
旅はお金より時間だ。
特別料金とかではない。
はず。
お願いだから変なことにならずに
無事にホテルに届けてくれと祈り続けた車中。
祈りは届いた。
日本語の本が置いてあって驚いた。
忘れ物なのかオーナーの趣味なのか。
にしてもこのチョイスは興味深い。
21世紀だよagain
ドブロブニクは海辺の街。
オーシャンビューとかなんとか
1人もんには関係ない。
立派なお庭じゃないの。
もうホテルに着けただけで涙もんだった。
日本を発って何時間何十時間経っていたのか。
とにかくシャワーを浴びたかった。
海辺っていうのは世界共通で
水場の作りが甘いというか。
つまる前提なのかどこもこんな感じだ。
ここも排水に難ありだったが
正直お湯さえ出てくれればそれでいい。
お湯が出たことに安堵し、あぁよかった〜
さっぱりした〜!と鼻歌まで飛び出して
髪の毛を乾かそうと日本から持ち込んだ
ドライヤーをスイッチオン。
バツン‼︎と大きな音と共に全ての電源がオフに。
もしもし?これは…どうなってます?
もちろん変圧器は使っていた。
部屋の電気のスイッチをカチカチするも無反応。
オーマイガー!!!
どうしよう…
あたい何か壊したのかしら…
ブレーカーを探すももちろん個室になどない。
しばらくカチカチし狼狽えた末にフロントへ。
年配の男性がいらっしゃったので
電気が点かない、助けてとお願いする。
だが、ホテルも何か協定みたいなものがあるのか
そういう詐欺があるのか
男と女だったからなのか
イカれた日本人だと思われたのかわからないが
部屋に来てくれないのである。
いや、そんなことないだろ〜みたいな
海辺の男らしくゆるゆるしてるのだ。
いや、まじで本当に困ってます〜!!!
と必死に説得し部屋に来てもらうことに。
その間もなんか色々言ってて
部屋に入るのを相当嫌がっておられた。
なんだかんだ言いながらドアを開け
身体半分廊下に出したような格好で
彼が部屋の電気のスイッチを入れると
なにごともなく電気が点いたのだ。
マジ、マジ、マジ、ほんと、は???
この瞬間。
私、ただのイカれた日本人になりました。
そしてドライヤーはサヨナラコース。
1週間の旅の始まりである。
アメリカ:ニューヨーク et cetera.
NY到着後まずはホテルのチェックイン。
駅から出て景色を見た瞬間
これは自力では無理だと早々に決め
近くにいらっしゃった警備の方に
このホテルどこにありますか?と聞いた。
いいか、よく聞け、ホテルはそこだ👉
私の背の高さにかがみ
迷子の子に教えるかのような口調で
目の前のホテルを指さした。
2人で爆笑だ。
駅前のホテルとはわかっていたが
まさかこんなに目の前だとは思わなかったし
建物が大きすぎてホテルとして認識できなかった笑
徒歩2秒ぐらいの近さである。
今となっては懐かしむほかない密の景色だ。
電光掲示板
色んな言葉が流れてくるのだが
この言葉を待って撮影。
しばらくデスクトップ画面に使っていた。
お気に入りの一枚だ。
すっかりアメリカドラマのシカゴファイアの
大ファンだが昔から消防車かっこいいと思ってた。
消防士さんもかっこいい笑
郵便局が国会議事堂よりデカイ。(多分)
え?鴨もデカイんですけど!
と家族ラインしたら
それはガンじゃないの?と父。
そんな生き物知らなかった。
こういう水辺を朝からコーヒー片手に
ひたすら歩いてみた。
誰もいなくて穏やかでここはどこだっけ?
と思うほど静かな場所だった。
とりあえずブロードウェイには行けと。
まったく英語わからなかったけど。
なんか良いな…ぐらいで帰国。
日本人キャストのキンキーブーツを見に行った。
言語がわかるわからないさっぴいても
日本人の舞台が素晴らしかった。
もう一度観たかったな…。
毎日終日物々しいトランプタワー。
警備の方の人数多すぎでしょ。
ぼーっとしていたのだろうか。
呼び止められ、何やら言われていると
頭に被せられ、首からかけられ、手に持たされ
あっという間にこの様である。
青の自由の女神さんが通行人の方を呼び止め
私のiphoneで写真を撮ってくれた。
これがまた20ドルを請求されることに。
カモは私だ。
帰国後、アメリカ人の知り合いに言うと
呆れた顔でアメリカは酷い人いるね。
と言っていた。
まぁ高いけどw
自由の女神に行かなかったから良い思い出笑
ベルギー:像特集
偉人は像になりがちだが
ベルギーではやたら目にしたのだと思う。
気づいたら像沢山になっていたフォルダ。
歴史ある所に像ありである。
ただ、私はほとんどのお方を存じ上げない。
#像に詳しい人と繋がりたい
ブリュッセルを訪れる人はほぼ行く場所
大広場「グラン・プラス」
そこにあるがこのセルクラースの像。
勝手に女神だと思っていたが違ったらしい。
彼の右手に触ると幸せになれると言われており
ご覧の通り右手だけピカピカ。
私は3度触りに行きました…
欲深いってダメね〜。
工事中のお城に佇んでいた巨人の像。
ステーン城に行くも工事で完全封鎖。
ぐるりと周りを一周しただけになった。
こちらがあのルーベンス先生である。
奥に見える建物がフランダースの犬でお馴染み
この日だけめちゃくちゃに晴れて
これでもかというほどの美しさを
見せつけていただいた。
世界三大がっかりスポット。
そう聞くとどんなもんか見たくなるのが人間。
想像以上の小ささに確かに驚いたが
それ以上に人の多さに驚いた。
(日本人ぽい方だけスタンプ)
ジュリアン君というらしい。
近くのワッフル屋さんの像は大きかった。
美味しそうなジュリアン君。
これは私のお気に入りの像。
ショッピング街にドンとあった。
・・・・・。
像では話が広がらないらしい。
見てくださった方ありがとうございました。
ベルギーdeご飯
こうして改めて振り返ってみると
旅先での食事には無頓着だと気づく。
やんわり調べては行っても
結局は行き当たりばったりになるのだ。
ブリュッセル到着後まずはランチタイム。
歩きながら探したカフェ。
壁にお皿やカップがディスプレイされてて
オシャンティカフェだった。
(その写真を撮ってきて)
グリーンのスープが出てきた瞬間
アムステルダムがよぎりやっちまった!と思った。
でもこちらはとても美味しかった。
お野菜たっぷりスープ。
ジネッテはベルギービール。
グラスの中にライムが入っていた。
コーヒーにはチョコが付いてくる!
提供の仕方もオシャンティ。
お隣さんの飲み物が気になって仕方ない私。
きゅうり、絶対きゅうりだと思うんだが。
何のジュースなの⁈
#この飲み物知ってる人と繋がりたい
チップなのか飾りなのか趣味なのか。
色々な国のお札が柱に。
ベルギーワッフルは聞いたことがあるぞ。
ベルギーで食べればベルギーワッフルなのか
ベルギーワッフルというワッフルがあるのか
どうなんだろう…
こちらはトッピングが選べるシステムで
数種類のクリームやジャム、シロップから選択。
甘いもの苦手人間はトッピングなしで。
確実にトッピングした方がいい。
ごちゃごちゃ言わずにトッピング。
ここでもコーヒーにはベルギービスケット付き。
ニューオープンですと呼び込みされ
可愛い女の子にホイホイ付いて行ったカフェ。
やっぱりコーヒーにお菓子付き。
ここのシステムがイマイチわからなくて。
とりあえず知ってる英語言ったらこうなった。
美味しかったけど…
お皿の大きさに1人笑った。
一食ぐらいはキチンと食べる。
現地で調べて行き着いたお店。
パンにはバターとタルタルみたいの付き。
大好物でこれを食べるためにはるばる歩いた。
が、この葉っぱがセロリだった。
セロリ苦手人間…
でもでも美味しく頂いた。
この岩塩の感じ。
美味しすぎた。
1人でムームー唸ってた。
が、しかし。
メイン2つみたいになっちゃって。
量がハンパなかった。
ポテトは食べきれず、帰りしな
ごめん、食べきれなかった。とお伝えしたら
そうだと思ったと爆笑された。
いや、注文時に言ってよw
思いがけず贅沢な夜になった。
そういえば、アメリカ人の知り合いに
まさか注文の時「ポテト」って言ってないよね⁈
と、聞かれ…
え…言ったかな…
「フレンチフライ」だからー!
と食い気味に教えていただいた。
Thank you zach!
ベルギー:ウィンドウショッピング
そうですね…
ベルギーの知識は皆無で飛びました✈︎←いつも
ビールが美味しいらしいよぐらいで…
だからなのか、とっても新鮮で(無知を正当化w
首おかしくなってもいいやと思うほど
どこもかしこも可愛くて美しくて驚き。
ヨーロッパで最も古いギャルリー
(ショッピングアーケード)
全く選べないほど沢山素敵なお店がある。
ここの大きい照明の感じとかね。
歴史感じるのに古くなくてかっこいい。
日本でもチョコ好きの間では有名なのかな?
お土産に頼まれたり。
なんて可愛い看板!
色合わせがオシャレだな〜。
ピエールはもう世界中どこでもおられます。
こちらはブリュッセル本店。
腰抜かす値段設定だけど。
伝統に敬意を払ってお土産に購入。
日本ではマダム・ドリュック名で
期間限定販売されることもあるらしい。
ぜっんぜんウィンドウで済まない。
このアートショップはショップごと
お買取したいほどツボだった。
木枠の色にこのロゴ、ディスプレイ。
パーフェクト!
これまた無口な白髭ダンディおじいちゃんが
1人でやってるっていう100点満点ショップ。
渋くてかっこよかったなー。
用もないのに入ろうか悩んだね。
ペアで買って両手につけようかなとかね。
グッと堪えたね。
Anyway
ベルギーは一言で言うと
ガツンと歴史‼︎
建物の重みがあったように感じた。